SONYらしさについての考察~ソニー製品とワクワクと平井CEO

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↑未来を感じる超短焦点プロジェクター。ソニーストア銀座にて販売中

最近の製品はソニーらしさが失われたということを聞いたりします。

なんとなく言いたいことはわかりますが、具体的にどういうことが足りないのかということを言わないのも、公平ではないので、ソニーらしさについて考えてみます。

ソニーらしさとは、何か新しいことができるということ

ソニーらしさとは何か新しいことができるということだという考えに至りました。

今回、ソニーらしさについて、自分が考えるヒントになったのが、こちらのブログです。

なぜ僕はAppleWatchにセクシャルな魅力を感じないか、論理的な仮説を立ててみる - shi3zの長文日記
↑オススメです。

ソニーらしさがどうだと言っておいて、いきなりAppleWatchを登場させてしまいました(笑)

上記の記事から一部引用します。

たとえばひとつの仮説として、最初の「iPhone」にときめきを感じたのは、「自分の能力を拡張できる」という、拡張人間(Augmented Human)的な欲求が、道具を求める人間の根源にあるのかもしれない。

たとえば釣りをする人なら釣具店、ゴルフをする人ならゴルフ店、料理をする人なら金物屋といったところに行くと、胸がときめく。ワクワクする。

従来、「ワクワクする」という感情とは、湧き上がってくるものであって作り出せるものとは考えられていなかった。

しかし、iPhoneに感じるセクシーさ、すなわち生理的欲求は単なる物欲、所有欲とは全く性質を異にする。

僕は最初のiPhoneには人生でこれ以上ないくらいにワクワクしていたが、新しいMacBookにはワクワクしなくなった。

この感情はいったい何だろうか。

そう思ったときに、新しいMacBookは、単なる新しいデザインのMacBookであるだけなのであり、何か新しいことができるわけではない、ということに気が付く。

平井社長のインタビュー記事

最近、ソニーの平井社長のインタビューを日経ビジネス(2015年4月20日号)で読みました。
「ソニーが変われぬ10の理由」と表紙に書かれていたからです(笑)

平井社長のインタビューのうち、たまたま引用したい部分が、日経ビジネスオンラインにも掲載されていたので、紹介します。

最近、ソニーが出す商品にわくわく感がないと指摘する声があります。OBからは商品力低下や経営方針について相当辛辣な意見も上がっているようですが。

平井:私はいつもソニーの商品は感動して頂くことが必要だということを申し上げています。感動という軸は2つあります。
ひとつは機能で感動して頂くことです。もうひとつは感性に訴えるもの。商品のコンセプトのほかデザインや質感、あとは所有の誇りといったところをいかに作り込んでいくかです。商品力の低下という意味では、ある時期から感性価値が薄れてしまったのかなと私は感じています。

道半ばだが、方向性は正しい:日経ビジネスオンライン

ワクワクとはなにか?

shi3zさんのブログと、平井社長のインタビューには、どちらにも「ワクワク」という言葉が出てきます。

平井社長のインタビューを読むと、平井社長は、「ワクワク」のことを「感動」ととらえています。
そして、「機能による感動」と「感性による感動」の2種類の感動があるとおっしゃっています。

現在のソニーには、感性による価値が低下しているため、感性価値を取り戻す必要があるというわけです。

平井社長は、過去にも機能と感性という話をされています。
ソニー社長「感性に訴える商品こそ、エレキのあるべき姿」  :日本経済新聞

スペック(機能価値)以外の部分、つまり、デザインや質感、所有感などを「感性価値」と表現しています。

一方、shi3zさんは、ワクワクとは、物欲や所有欲とは違うと書いています。

自分の意見としては、「ワクワク」とは、shi3zさんの言うように、「何か新しいことができる」ということへの期待感のことだと考えています。

何か新しいことができると感じた製品に、人は「ワクワク」するのだろうと。

同様に未来感のある製品にワクワクしてしまうのは、「何か新しいことができそう」だからなのかなとも思います。

感性価値と機能価値のどちらが大事か?

デザインが洗練されていて、少し未来感があると、「何か新しいことができそう」な印象を受けるかもしれません。
しかし、新しいことができないと分かった瞬間に、その製品は輝きを失ってしまいます。

その製品は、自身の想像力を超えるものではなかったからです。

自分が考えるに、「何か新しいことができる」かどうかが大事なことであって、どこかでみたことがある機能だけれどもデザインがカッコいいという製品は順番が違うと思います。
特にソニー製品においては。

ソニーではありませんが、最近で言えば、日本通信から発売されたVAIO Phone。
シンプルで良い機種だと思いますが、目新しさやこれといった特徴がなかったため、VAIOユーザーから落胆の声が多く聞かれました。

市場リーダーはそういった機種を発表すればいいのだと思いますが、市場リーダーではない企業がやることではないはずです。

ソニーはベンチャー企業から大企業になった

ソニーがベンチャー企業だったころと比べて、ソニーはとても巨大な組織になってしまいました。

「何か新しいことができる」製品を作りたくても、市場がニッチな分野であったり、ターゲットが小さかったりする製品・企画にはGOサインが出にくくなっているのかもしれません。

かつては、ベンチャー企業として、大企業が作らないような製品を作っていたソニーでしたが、自身がいくつかの製品において市場のリーダーといえる大企業になってしまったがために、ワクワクする製品作りに支障をきたしているのかもしれません。

ソニーの創業者の一人、井深大さんが書いた東通工(ソニーの前身)の設立趣意書の経営方針のひとつにはこう書かれています。

一、 経営規模としては、むしろ小なるを望み、大経営企業の大経営なるがために進み得ざる分野に、技術の進路と経営活動を期する
Sony Japan | 設立趣意書

ワクワクできそうな将来のソニー製品

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最後に、まだ発売されていない上に試作品だけれどもワクワクできそうなソニー製品を紹介しておきます。

プロジェクトモーフィアスです。
プロジェクトモーフィアスとは、ヴァーチャルリアリティーシステムのことです。

ヘッドマウントディスプレイと同じように思うかもしれませんが、モーフィアスはゲームと連動できる点が違います。

こういう製品をみると、未来を感じませんか!?

2016年上半期に発売予定です。

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