名古屋市のSONY販売店 カトーデンキのホームページへ

テレビの選び方~「消費電力」と「年間消費電力量」

テレビが、どれくらいの電気を使うかという目安としてカタログなどによく書いてあるのが、「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」です。

どちらの値も、少ないほうが電気を使用しないということで大丈夫ですが、どちらの値を重視したほうが良いかは、テレビの使い方によります。

「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」について簡単に解説したので、参考にしてください。

「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」はどう違うのか

「消費電力(W)」はテレビを動かす時に使われる電力の事です。

ただ、もちろん使い方によって、実際の消費電力量は変わってきます。

待機時の電力が少ないのは当たり前ですし、ディスプレイの輝度の設定などによっても変わります。

ブラビアの場合は、待機時の消費電力もスペック表に記載されています。

比較する目安として考えると良いです。

「年間消費電力量(kWh/年)」は一般家庭での1日あたりの平均視聴時間4.5時間、平均待機時間19.5時間を基準に1年間の消費電力を算出した数値を整数で表示したものになります。

「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」どちらを見ればいいのか

テレビの視聴時間によって、「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」どちらを、重視したほうが良いかが変わります。

例えば、夜だけテレビを見るという場合は「年間消費電力量(kWh/年)」が重要になってくると考えられます。

というのも、「年間消費電力量(kWh/年)」は、1日のうち4.5時間テレビを見て、残りの19.5時間は待機時間として計算をしているからです。

夜だけ見る方はこれに当てはまる方が多いと思います。

逆に、1日のうち、長時間テレビが稼働することが想定される場合、重要な指標は「消費電力(W)」です。

「消費電力(W)」はテレビを動かす時に使われる電力の事なので、テレビを見る時間が長い方は、この「消費電力(W)」の数値が重要になります。

「年間消費電力量(kWh/年)」はあくまでも1日4.5時間しかテレビを見ない人の計算なので、たくさんテレビを見る方は実数値がだいぶ変わってきてしまうので注意が必要です。

新しいテレビはキレイで省エネ!

KD-85X9500B_images14
最近のテレビは、発光管バックライトの発光効率改善が進むと共にLEDバックライトの採用が増加しています。

ソニーのブラビアは、バックライトは全機種LEDになっています。

バックライトの性能向上に伴い、映像の綺麗さと省エネ性能が向上しています。

旧型機種と新型機種の省エネ技術はこんなに進化している!

title01_p4
2005年発売された40v型テレビは年間消費電力が約257kWh/年でしたが、2010年春モデルの40v型は年間消費電力量が約108kWh/年となっており、半分以下の消費電力となっています。

2014年現行モデル(KDL-40W920A)でも約101kwh/年と消費電力は減っています。(流石に下げ止まっては来ていますが)

これを考えると、電力をあまり気にすることなく大型テレビを購入してもいいかもしれません。

6、7年前に購入された方で、消費電力を気になる方は、買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか?

どこを見れば消費電力がわかるのか?

各メーカーの液晶テレビの商品情報のページを見ると「仕様」という所に「消費電力(W)」と「年間消費電力量(kWh/年)」という情報が載っています。

sony85
※ソニー「ブラビア」KD-85X9500(85v型)
KD-85X9500Bの「仕様」ページ

ソニー「ブラビア」で比べてみると・・・

では実際に、ソニーの「ブラビア」を比較してみます。

KD-85X9500(85v型)の場合

sony85
「消費電力(W)」が530で「年間消費電力量(kWh/年)」が462となっています。

85v型が2014年モデルのブラビアでは一番電力消費量が大きいです。

というのも、基本的に、消費電力は、ディスプレイサイズに比例するからです。

KD-65X9500B(65v型)の場合

sony65
「消費電力(W)」が374で「年間消費電力量(kWh/年)」が326となっています。

KD-65X9500Bもそれなりの電力消費量となっています。

これは、X9500Bシリーズの液晶ディスプレイのバックライトが、直下型だということも影響しています。

ブラビアのLEDバックライトの違いについて

エッジ型バックライトの機種のほうが、直下型と比べてLEDの数が少なくて済むので、消費電力も少なくなります。

KDL-32W700B(32v型)の場合

sony32
「消費電力(W)」が74で「年間消費電力量(kWh/年)」が62となっています。

さすがに32v型だと、大型テレビに比べてエネルギーは少なくなりますね。

電力消費量から考えるテレビの選び方

KDL-32W700B_image006
電気代が気になる!けど長時間テレビを見たい!という方は、「年間消費電力量(kWh/年)」ではなく「消費電力(W)」を確認しながらテレビを選ぶと良いです。

平均1日約4.5時間程度テレビをつけておくという方は「年間消費電力量(kWh/年)」を参考にしてテレビを検討しましょう。

もちろん、電気代だけがすべてではなく、せっかく買い替えるテレビなので迫力の大画面で見たいとか、4Kのキレイな画像が見たいなど、いろいろ要望があると思います。

自分にとって「何を重要視するのか」を明確にして、それぞれ皆さんのライフスタイルと自分に合った液晶テレビを選ばれるといいと思います。

愛知・岐阜・三重でテレビの壁掛け工事やってます。

テレビの壁掛けは「空間」と「安全」への投資です。

cato_denki_official_logo

オシャレな空間を演出し、地震にも強くなる。
掃除もしやすい上に、小さいお子さんやペットがうっかり倒してしまう心配もありません。

一石二鳥にも一石三鳥にもなるのがテレビの壁掛けです。

カトーデンキはテレビの壁掛けをオススメしています。
東海三県にお住まいの場合は、カトーデンキにぜひご相談ください!

壁掛け工事の流れ料金表よくある質問などについては「詳細ページへ」からご覧ください。

      2015/01/18

 - テレビを選ぶポイント