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4K・8K・HDRをわかりやすく説明していたメ~テレの展示をレポート

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久屋大通の地下街にあるパークスクエアにて、メ~テレ(名古屋のテレビ局)が4Kと8K、そしてHDR映像を再生していた有機ELディスプレイを展示しているとのことだったので、早速行ってきました!
4K・8K・HDRを体感できる!メ~テレが5月25日まで栄で最新技術を展示中です。

展示期間は明日2016年5月25日(水)までです。

会場にいた説明員の方に許可をいただいき、写真を使わせていただいています。
無断転載はしないでください。
画像をクリックすると拡大表示します。

4Kマルチパネルと8Kマルチパネル

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向かって左にあるのが約110インチの4Kパネル、右が約130インチの8Kパネルです。
どちらもマルチパネルということで、4枚の液晶で構成されています。

パブリックビューイングに使われるような大きさです。
これだけ大きいと、少し画面に近づくと画素の荒さが目立つものですが、どちらもかなり近づかないと荒いと感じません。

特に8Kのほうは、手前の赤いテープのところからさらに顔を近づけてわかるレベルです。
視聴距離は1mくらいではないかと思います。

液晶の大きさもあり、かなりの迫力でした。
風景などの動画だったので迫力ある音なんていうものはありませんでしたが、あんな画面+ホームシアターシステムで「プライベートライアン」でも観たら、ノルマンディー上陸のところで怖くて泣いちゃうと思います。

解像度の違いについて

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量販店などで、4Kとフルハイビジョンのモデルが並んで置いてあって「比べてみてください!」というのがよくあると思います。
違いをわかりやすく感じるには、少し離れた距離(3m~5mくらい)で見比べた後、1m~2mくらいに近づいて比べて見てください。

離れているときは「こっちのほうが細かい」とか「こっちは画面が荒い」というような差をあまり感じないと思います。
ただ、近づいてから比べると4Kのほうは綺麗な状態だと思いますが、フルハイビジョンのほうは画面がザラザラするはずです。

画面が大きければ大きいほど、差がでます。
逆に小さいテレビではそこまで差がでません。

そういうわけで、フルハイビジョン(2K)と4Kと8Kは、画面の大きさで住み分けされるようになります。

4K・8K放送のロードマップ

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もうすぐBSで4K・8Kの試験放送がはじまりますが、BS4Kのチューナー(受信機)がないため、一般家庭では視聴できません。

テレビ局の送信と受信の試験であったり、パブリックビューイングなどイベントで特別に視聴環境を作るというようなイメージです。
まさに試験放送ですね。

BS左旋を利用した4K・8K放送については、新しく左旋に対応したアンテナを設置したり、配線の工事も必要になるかもしれません。

現在、4K映像の視聴はインターネットを利用したものが主流です。
ビデオ配信サービス各社が4K放送やHDR映像の作成を競っている状況です。

HDRについて

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HDRについて、このパネルはわかりやすかったです。

現在の規格はSDRというものですが、ずいぶんと前に作られたものをずっと使っていました。
いい加減新しくしましょうよということで出てきたのがHDR(ハイダイナミックレンジ)です。

映像データを圧縮するさいに失われていた明るさや色が、失われにくくなったのがポイントです。

明るさや色合いが現実に近づき、よりリアルできれいな映像を再現できるわけです。

はっきりといえば、4K・8KよりもHDRのほうが画質の向上がわかりやすいです(もちろん、組み合わせたものが一番です。)

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HDR映像を流していたソニーの業務用有機ELディスプレイです。

今までの写真がどことなく暗い感じがあったと思いますが、このHDR映像の部分だけは、かなり明るく感じませんか?(笑)

影で暗くなってしまっていた部分も、明るすぎて白くなってしまっていた部分も、HDR映像ではかなり描写できるようになります。

というのも、SDRを1とすると、HDRは100のダイナミックレンジを保持できるからです。

いつテレビ放送でHDR映像が視聴できるのかというと・・・わかりません!
というのも、放送規格としてのHDRは現在策定中だからです。

NHKの方式かドルビーの方式かどちらを使うのかという話だそうです。

インターネット配信の映像のほうがHDRへの対応は早いです。

NETFLIXではHDRで撮影した「マルコポーロ」というドラマを視聴できます。
マルコ・ポーロの歴史ドラマです。

東京オリンピックまでにいろいろ起こる!?

いろいろと話を聞いたり、調べたりしていて感じるのは、2020年の東京オリンピックがひとつの目標になっているのだと感じています。

東京オリンピック近辺では、家庭でも4Kや8K、HDRを普通に楽しめるかもしれません。
もちろん、消費者側が導入する努力をしないといけませんが・・・。

時代の先端に立っていたい方には、4KとHDRに対応したソニーのブラビアをご紹介しています。

所有できる人になりたい!ブラビア「Z9Dシリーズ」外観レビュー【2016年秋モデル】

https://ekisyoutv.net/2016-autumn-bravia-size-lineup

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      2016/12/12

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